認定看護師の更新手続きについて

認定看護師の更新は、5年ごとに訪れます。更新の申請をする際には、日本の看護師免許を所有していることと同時に、認定看護師としての実績も必要で、過去5年間に看護実践時間が2,000時間以上であることや、学会や研究会等への参加や発表、もしくは、研修実績など、日本看護協会が定めた内容を満たしていることが条件になります。ただし、更新申請時に求職中や離職中であっても、これらの条件を全て満たしていれば、更新の申請は可能です。

認定看護師の更新時には、事前に更新通知のはがきが届くようになっているので、取得時から住所が変わっている場合は、手元に届くように、郵便物の転送サービスを利用したり、住所変更届を出すようにしましょう。そして、更新の時期が近づいたら、更新の手引きを参考にしながら、申請を進めなければなりません。まず、資格認定制度の審査・申請システムにアクセスし、登録している個人情報の確認と修正を行います。また、審査申請情報の入力が終わったら、審査料を振り込みましょう。さらに、システム上で審査書類の作成と提出を行い、郵送分の書類を送付すれば完了です。更新期間は短いので、あらかじめ他の予定を調整しておき、更新のための時間を確保しておくようにしましょう。

ちなみに、審査の合否はシステム上で確認することが可能です。ただし、万が一不合格となってしまった場合は、その年の12月末をもって資格が失効してしまうため、更新手続き後は、必ず結果を確認しておくようにしてください。